⑲ 農業にはげまされて

朝おきると、最初に畑に水をまく。朝ごはんをねだる猫と話しながら、無心になって井戸水をまく。朝を迎えられたことに深く感謝して一日を始める。人生は美しい。自分が作ったものなど何にもなくて、全部自然が与えてくれたもの。私にできるささかやかな唯一のことは、自分にとって最善の情報を見つけてそれを必ず行動に移すこと。ラジオ波の手術以降、少しづつ癌マーカーは下がってきた。。次の手を考えて
いきたい。

<農業生活>

原発をラジオ波で焼いた。上昇気味であった癌マーカー
が少しずつではあるけれど下がりはじめた。
これで喜んではいけないことは、経験でわかっている
つもりでも、嬉しくて少しにんまりしてしまう。

体調はいい、畑のニンニクも、エンドウ豆も、
キャベツもそれから、サクランボも、それから
昨年は不作だったカキも今年は豊作の気配、
花がたくさんついている。
ありがとう。ありがとう。

薬は一度切れかけたら、戻ることはない。
次の手を考えなくてはいけないが、
強力なラジオ波の助っ人のお陰で
一息をつけている。
大阪大学で受けてみたい治験を見つけた。
主治医は最初の頃こそ、標準治療をといって
いたけれど、最近は私のわがままにつきあって、
書類書くから、連絡とっておいでと、
私の考えを優先してくれる。ありがたい。

このまま無事に年をとって、満期退職して、
家族と平和な日々をすごせることを願って。。

さて・・・畑のねりか米の発芽がそろった。このまま
暑くなってほしい・・・そしたらアフリカ産のこの子
達の元気な姿がみられる・・・こんなに簡単に畑でお
米が育てられることが証明できたら、高齢化しても
農業は可能だ。

いそがなくっちゃ・・・出勤の時間が迫る。
娘を起こして、コーヒーを沸かそう。。。
昨夜たいたおからが楽しみ。。。